翌日、真琴と友美に昨日のことを全部話した。

「でさ、ヤったの?」

「真っ昼間に卑猥なこといわない!」

私も友美の意見に賛成。

「花怜はその人と結婚したくないの?」

「私は初恋の人と結婚するの」

「でも、その初恋の人の名前も知らないんでしょ?」

私の初恋は幼稚園の頃。


「ママ~!パパ~!」

ママたちが今のように、旅行に行っていて、私はパパの親友のところにあずけられて泣き叫んでたら。

「大丈夫?一緒に遊ぼ!」

「うん!」

泣いていた私に優しく接してくれた。

そして名前を聞けずに終わった。