許されるなら、変わり果てた舞でも、このままずっと一緒にいたい。


許されるなら、俺も後を追い舞の魂を抱きたい。


俺が心から愛した、唯一の人だから。


「舞、あの時の約束、覚えてるよな?俺達は永遠だ。絶対に、また会おうな」


かすれてうまく出ない声を、絞り出す。


「お前は忘れっぽい奴だから、頼むから俺を忘れないでくれ…」


そして、とうとう俺は泣き崩れてしまった。


我慢することのできない、悲痛な声をあげて。