純粋に君が好き


その日、あんなことがあったからかいきなりの高熱がでた。
もちろん、学校にもいけなかった。
行けなくてホッとしてる自分がいた。
昨日の今日でさすがに行くのはためらってしまう。
これからどーしよ…
そんなことを考えてるといつのまにか寝てしまっていた。
目が覚めると机に、おかゆが作ってあった。
母親は自分の思い通りにならないと、キレる性格がある。
だけど、こうやって寝込むと母親らしくおかゆがあったりするのは、嬉しい。
そんな性格だからこそ離婚してしまったのだろうって何度も思った。
おかゆを残さずすべて食べ薬を飲むと、朝にはすっかりよくなっていた。
学校には、行きにくいが授業が遅れるわけにも行かず、行くことを決意した。
「いってきまあーす」
そういって、家をでた。
「あー!藍沢っ!おはようっ!体調大丈夫!?」
2日前にあんなことがあったのに、普通に接してくる山元太輔。
また、はにかんだかわいらしい笑顔だ。
「山元くんおはよ・・・」
「どしたの?元気ない?まだ回復してないの??」
「いやいや、普通に接してくるから、びっくりしただけ。」
「んまあ、事情があるんだろ?てか、もとでいいよ!もとって呼んでっ!」
「あ、うん。」
なんか、学校に行きにくかったのにもとと話してるとそう感じなくなってきた。
「あ!そうだ!昨日の分のノート俺ししっかりとっといたから貸すよ」
え…
もとってバカそうなのにノートとかとってんの?
なんて、失礼だよね笑
「ありがとう」
「あれー!?もとってノートなんかとる主義だっけ?」
そう言ったのは、今時の髪型、制服アレンジをした女子
「うっせーなあ!俺は毎日しっかりとってますよぉ!」
「嘘はいいよ、嘘は。あ、藍沢さんっ!あたし敦子!よろしくねっ」
「よろしく。みゆでいいよ。」
「みゆって本当見た目も中身もクールだよねぇ。昨日の発言なんてびっくりしちゃった笑」
「そうだよね。ごめん。変なこといって。」
「でも、ある意味かっこよかったよ笑そんな正直言えるなんて笑
そうそう、体調は大丈夫!?なにかあったら言ってねっ」
「ありがとう。助かるっ。でも、体調は大丈夫だよっ。すっかりよくなった。」
「おいぃーーー!俺忘れてないっ?二人の世界だったよ!!」
「「もと、うるさいっ!」」
あたしと敦子は声をそろえていった。
「あははははっ!!」
敦子とは気があいそうだ。