こんな母親のあたしへの 用事なんてそんなもん。 あたしはそのまま 無視してシャワーを 浴びに行った。 準備を終え、家を出る。 今日はいつにも増して 足取りが重い。 母親に朝からあんなことを 言われてしまえば あたしはどうしたら いいのだろうか。 友達とかいないし、 もちろん彼氏なんていない。 あぁ。気分がのらない。 そんなことを思っていても すでにあたしは大嫌いな 教室の前。