あれから1週間がたった。
特に変わりはないけどね。
あ、唯一変わった事と言えば
北川くんと喋るように
なったくらい?
喋るようになって気付いたのは
北川くんも優翔と同じくらい
モテるってゆうこと。
「…い、おい美結、聞いてる?」
そんなことを考えてたら
優翔が何か言ってたらしい。
「え、なに?」
「だーかーらー、俺今日
担任から呼び出しくらったから
先帰ってて。」
「あー、わかったー。」
あたしは軽く返事をした。
それからすぐ優翔は
職員室に行ってしまった。
じゃあ、あたしも帰ろうかな。
と帰る準備をしていると
急に肩を誰かに叩かれた。
ゆっくり振り返ると
そこにはいつも優翔と北川くん
の周りにたかっている女子の
3人がいた。
「何か用?」
「うん。ここじゃ話しにくいから
ついてきてくれない?」
と明らか作り笑顔で
答える。
断るとめんどくさそうだし
ついてくしかないか。

