「うるさい。あんた、あたしに
話しかけるとみんなに軽蔑の目で
見られるよ。」

あたしがそう冷たく
言い放つと

「俺、そうゆうの気にしないし。
俺が喋りたいから美結と
喋ってんだから周りには
関係ないだろ?」

と軽い調子で言った。

「あっそ。」

「またまた~、美結ちゃん
冷たいねー。」

優翔には冷たく言っても
全然通用しないみたいだ。
ほんと、変わった奴。

そんなことを話している
うちにチャイムが鳴って、
優翔は自分の席に戻って行った。