だめだ。
やっぱり気分がのらない。

今日はさぼろ。
あたしはそのまま引き返して
屋上へと向かった。

カチャ
屋上の重いドアを開ける。

よかった。誰もいない。
まぁ、当たり前か。

そんなことを考えながら
柵に寄りかかる。

時々ふく風が心地いい。