「ねぇお兄さん?なにをしてるの?」 急に後ろから声がした。 びっくりして振り向くと、 そこにいたのは真っ白な肌にほんのり赤い頬、ぱっちりとした大きな目にすーっとした体、その真っ白な肌をより強調させる真っ赤な頭巾をかぶった少女だった。 「お兄さん??聞いてる??」 「えっあっぼっ僕??僕の事?」 「お兄さん以外に誰がいるのよ」 そういって笑う少女の笑顔がそれわ眩しくて、 僕は自然と涙がでてしまった。