その後、すぐにSクラスに着いた。
侑志くんと入ると、
紫髪くんが目をきらきらさせていました。

「君が唯一の女の子かい?」
「はい。紅蓮愛華です。」
 
お辞儀をして挨拶をした。
「僕は紫石隼人だ。理科学のSさ。
 気軽に呼んでくれ。」

「しせき・・・くん。
  よろしくお願いします。」

「邪魔だよ!
 どけぇ!紫石!!」
ゴンッッ

・・・・・・・
一瞬何が起きたのかわかりませんでした。
紫石くんが床に倒れてて
その上に黒髪の子が仁王立ちしています…


「えぇぇぇ!!
 しっ、紫石くん!!
  大丈夫?」

「放っことうぜ。
 ちなみに俺は黒摩耶灰兎だ。
 あ、こいつははやと
 俺ははいと。
   間違えんなよっっ。」
くろまやはいと・・・

「クロくん。
 よろしくお願いします。」

クロくんは急に
頭を撫でてきた。

「か、髪の毛が!」

「かわいいなぁ!!
 超かわいい!!なぁ、隼人!」

あ、紫石くんのとこ忘れてた…

「いい加減降りたらどうだ?」
 
「ん~。」
クロくんは紫石くんの頭を
おもいっきり殴ってから
降りた。

「紫石くん、大丈夫?」

「問題はない。」

そこへ
割って入ってきた蒼髪くん。

「俺は蒼神 甲斐。
 よろしく。プリンセス。」

そういって手を取られ
手の甲にキスをされた。

「うえっっ!」

ついつい手を引いてしまった

「ご、ごめんなさい。」

せいじんくんは
いいよといって笑った。

「ビビってる?」

一瞬にして蒼神くんの
顔は豹変した。

「いいなぁ~
 女のビビってる顔。
    そそるじゃんかよ。」

すごいドSな顔に変化していました・・・


「いい加減にしろ。」

そこへ・・・