家具屋姫



「はぁ...。で、何の用でしょうか。」

「見ればわかるでしょ!この格好!!」



娘は言う。


家具屋姫はエプロンを身に着けており、家具屋の格好をしておった。




「働いてくれるんですか?」

「実は、この通帳に100万ためないと私帰れないのよ。」



店主は娘の通帳をとった。


中は0だった。



「こんなボロやで100万なんて到底無理だな。」