逢い死て



ホントに、なんと言うか、ここまで来たら計画的だと感心せざるを得ない。

あれからと言うもの、彼がミルクコーヒーを買いに来ることはなかった。それはもう、ピタリと。

なめてる、と思った。
毎週毎週まだかまだかと、ポケットにブツを忍ばせながら、来るのをひたすら待って、ずっと自動ドアを見つめて。今日は来なかった、明日かな、とか思って。その繰り返しで。


全く以て馬鹿馬鹿しい。
何度、アレを捨ててやろうか、燃やしてやろうか、思ったかわからない。

電話をすれば良い話なのだけれど、私にその選択肢はなかった。










3週間かくらい経った頃。
彼は私の前に姿を現した。それも、思いがけない形で。