逢い死て



私より10センチほど高い身長。無造作に流した黒髪。くりくりした愛らしい瞳。薄い唇。

格好良いというよりは、可愛いといった形容が合って。

子供の頃飼いたいとも思っていた、柴犬に似てると思って、じっと見つめられることに徐々に抵抗が無くなっていっていた。

ああ、髪色が、ミルクティー色だったらカンペキなのに、なんて思ったりして。




だんだん、まろやかミルクコーヒーの品数状態を気にするようになっていた。

品薄になったら密かに焦りが生じ、残り1つになったらそれを奥の方に押し込んだりして。

今思うと恥ずかしいし、夕都には言えっこないけれど。