でも、予想以上に 二人の進展は早いように 見えたのであった…。 体育祭当日ー。 「体育祭当日だー!」 「障害物競走だからもういこ!」 「うん!」 「いってらっしゃい!」 「希恋も頑張れよッ!」 「頑張る!」 そうして、障害物競走に 二人は向かったのであった。 でも、さすがに 大河と和樹くんには 大量の女子が周りにいる。 でも大河の隣には 希恋がいたー。 希恋、頑張れッ! 今は素直にそう言えた。 そう、今はねーーー。