幼なじみとわたし。


「明菜、鋭くないッ?」

「本当昔からだよねえー!」



この心の震えを二人に

聞こえないように

必死に堪えたのであった。



「大河くんに猛アタックする!」

「頑張れ、希恋!」

「お昼は二人になるねー。」

「でも、麻衣がいるからいい!」

「えへへッ」

「気持ち悪いなぁッ笑」

「えー酷いよぉ」

「ハハハ」



そう、私には和樹くんが

いるんだから!

大河がどうなったって

人の勝手だよねッ!

これからは別に

考えないようにしよー!