きっと彼はストレスが溜まっていて

そのストレスをどこにぶつけたらいいのかが

きっと彼には分からないんだ。

と思いました。

なのであたしは彼に

「苛々してるときだけ…いいよ」

でも彼は吸おうとはしませんでしたが

「その苛々止められないから今まで

吸ってきたんじゃないの?

だから苛々してるときだけならいいよ」

と言ってしまったのです。

でも、彼だけが我慢するのはいけない。

と思ったからできたことだと今はそう思います。

彼はあたしにゴメンね。とだけ言って

煙草を一本だけ吸い始めました。

でもその日を最後に彼はまた

禁煙を始めました。

あたしの気持ち分かってくれたのだろうか?

と思い、彼に「最近大丈夫なの?」

と聞くと「お前のためだよ。それにあのとき

吸った時点で、もう吸えなくなってたんだ」

と言っていました。

その言葉を聞いたとき、とても嬉しかった。

この先のことを考えてくれてたこと。

そのとき改めてあたしには彼しかいない。

そう思いました。