「柚夏ちゃん?」 「――ぁ、はいっ!」 亜美に話し掛けるのに夢中で敦也君の事を忘れていた。 お陰で意味もなく声が大きくなってしまい、羞恥で顔が上げれない。 あぁ、今絶対顔紅いよ。 顔を冷やそうと、先ほど頼んでおいたミルク ティーに口をつける。 ようやく顔の熱が治まってきたところで、 「ハハッ 柚夏ちゃん、顔紅くなっちゃって可愛いね。」 その言葉に驚き顔をあげると、敦也君が優しそ うに微笑んでいる姿が目に入った。