知らないなんて言わせない




気付いたら自分の部屋のベットにいた。


いや、どうしてベットに居るかは分かる。 ただ、どんな会話をしたかなどの細かい記憶が ない。



「和樹…・」



私は今日の出来事を思い出し、自然と彼の名前 を呼んでいた。

改めて思うと、よく私はあそこで取り乱さな かったと思う。

それ所か涙さえ出てこないし、今日の朝の靴箱 でのことを思い出して、冷静な頭で今日は最悪なことばかりだなとさえ思った。