知らないなんて言わせない



「柚夏!今日の放課後遊ばない?」



昼休みに亜美と教室でご飯を食べていると、唐突に亜美が尋ねてきた。


「うん。いいよ」


別に用事はないし、久し振りに遊びたいと思っていた所だし。

「じゃあさ、最近オープンした喫茶店行ってみ ない?」


「あぁ、あそこか。いいよ、私もいってみた かったんだよね」


「そう?じゃあ決まりね!」


なんか亜美、心なしかいつもよりもテンションが高い。


そう思いながら、またご飯を食べることに集中し出した私は、亜美の企んでいる様な笑みに気づかなかった。