帰り道は、昨日会った場所であの人を待ってみた。

これってストーカー?かな…

そんな事を考えていると、向こうからあの人がやってきた。

彼は私の前に来ると、こっちをちら見して去ろうとした。

すると、私の口が自然に開いてた。

「あ、あの!」

彼はびっくりした顔でこっちを見た。

「あ、あの昨日のお礼をさ、させてもらえませんか?」

あれ、私何言ってんの?

「でも、俺ストラップを届けただけだよ…」

「いいの!あれは…大切な親友とのおそろいのストラップだから!お願い!お礼させてください!」

「そこまで言うんなら…お願いしようかなあ。」

やった!お誘い成功だ!