フラれて1週間で夏休みが開けた。
何があっても笑っててねと言う約束を
私は貫き通した。泣きそうでも堪え。


隼人にはけじめがついただろう。
それでも私にはけじめがつかなかった。

好きという気持ちがただ延長線上にある。
どう頑張ってももう叶わない。
そんなこと分かりきってる。


でも公に出してはいけない。
そうおもった。


私はまだ好きなんだ。
そう思っていた。