窓から中庭を見て、 そう呟くコイツに不覚にもちょっと、ドキッとした。 茶パツがかった長髪の巻き髪が風に吹かれて サラサラと揺れてる。 そのキレイな髪に不意に手が伸びそうになった。 それをごまかすためにコイツの頭を軽く叩いた。