刻み続ける時計



唯愛はまたあのアメリカ製の銃で殺す計画をたてた。


今度も銃声を聞かれなければ…
気が気でならないが、実はこの高校の周りは田畑のため、

高校から一番近い家でも、
高校からは200Mは離れていた。



短い距離だが、この田畑ばかりの田舎では遠くかんじる。



田舎学校だから頭がいい、というところもあって、この高校は他県の中学生からも人気だった。



まぁ、その人気も今年で終わりだろう。


こんな殺人事件が続く高校はきっと、
人気が落ちるだろう、


唯愛はそう思っていた。



「早くしないと…時間がない。」