―――チュンチュンチュン




小鳥の鳴く声で目が覚め、微かに開いたカーテンから入ってくる眩しい光に目を細めた。


ああ、悪い夢ならいいのに…



寝起きのぼんやりした頭で、昨日あったことを思い出した。





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一癖…二癖ありそうな男達とルームメート、という死刑宣告のように感じることを言われ、私は意気消沈していた。




「にしてもさ~、晴ちんのお父さん何考えてんだろうね」




茶髪男がノンキにゲームを再開し、黒髪男をチラッと見ながら言った。


一方黒髪男はしゃがみこみ、頭を抱えて唸っている。




「…んで、……メスと」



うぁぁああああ!と叫びだした黒髪男はダッシュで部屋を出て行った。…その後、何かにぶつかる音がしたのは気のせいだと思いたい。