その言葉を聞いた後、理事長は私の方を向いて驚いたような顔をした。




ゆっくりと視線を外し、そうかそうかと言いながら近づいて来る。



「いやぁ、すまないねえ。まさか男嫌いだったとは」



ハッハッハ、と全然誠意の込もっていない謝罪をした後、理事長は言った。



「まあ、ルームメート同士仲良くやりなさい!」



そう言った理事長は、ふぉっふぉっふぉと笑いながら部屋を出て行った。




「「「「…ルームメートぉぉおお?!」」」」


「…私死んだわ」



死刑宣告された気分、です。