キラキラ輝くダイヤモンド




「お菓子食べていい?」


犬のように目をきゅるるとしてかわいい。
断るわけにはいかない、高校に入って美人さんと話せたのが初めてだし、最初で最後になるかもしれないから長く話せるように続けるぞ。


「いいですよ」


「ありがとう、」


机の上にあったクッキーとミルキーを伊田さんの目の前まで出す。


机の上のお菓子を食べている伊田さん、の目の前で代議員の仕事であるクラスの人の名前や所属する部活を書いている私。


話す話題が・・ない。


「あのさ、このクッキーってどこで買ったの?」


食べながら雑誌をめくっていた伊田さんの手は止まってまっすぐに私を見ていた。


「つ、つくったものです。」


「女子力まぢ高いわぁー・・・。」


バッグの中を漁ってもう一個のラッピングを見つける。


「よかったら、もう一袋つくってきたので・・・、」


「え、いいの?」


手のひらにラッピングされているクッキーを差し出して、


「今日の数学のノートのお礼です。」


今、綺麗に笑えてるだろうか。