ある夏の日の出来事


激痛は本物のようで
起きると少し痛みが残っている。

本当に夢だったらいい。

そう思って巫にその話をしてみた。

からかわれると思っていたのに

巫は顔を少しゆがめたと思うと
“そんなの夢だよ”
っと笑い飛ばしてくる。