ふっと体が軽くなって
目を開けると周りが真っ白だった。

終わりがないように全部真っ白。

どこからかわからないけど
聞いたことのある声がした。

「これで満足した?」

この声。きっと私だ。

「もっと大夏と一緒にいたかったけど、
救えただけでもよかったよ。」

「そっ。その彼は今どうなってるか知ってる?」