しばらく歩いていると、 急に彼が足を止めた。 「ん?大夏、どうしたの?」 振り向くとちょっと 真面目な顔をした彼がいた。 「巫さ、今日なんの日か覚えてる?」 今日か。君が死んだ日。 でも、もう一つ大切なことがあった気がする。 どうしても答えがでなくて首を傾げていると。