先生、何が言いたいの? ――あ、…… 国際電話って地味に高いの。なんか、言いたいことあるんでしょ? ――うん。……おまえさ、彼氏いんの? 予想外の言葉にあたしは、え、と声を漏らした。 いるけど、なんで? ――来年帰ってくるんだっけ? うん。 あたしは次の言葉をしっかり聞き漏らさないように携帯を握る手をさらに強くした。 鼓動がより一層速さを増しているのがわかる。