「告らなくていいの? 先生、来年はうちらの担当じゃないかもしれんのよ?」 美香が言う。 楓も大きく頷いた。 「いいの。私、来年は別の恋するんだから!」 「よっ、里緒奈かっこいい!」 そう、先生のことは忘れたんだ。 わすれたんだ…。