恋愛記念日(恋愛短編集)








 みたいな期待をして






 俺は紙を開いた。







『ずっと好きでした。弥生』








 あの女王様タイプの弥生が






 俺のことを―――?






 なんだか、教室に入りずらい。





 だが、遅刻するのも嫌だから






 俺は教室に入った。