俺の言葉に、奈美が目を見開く。


「翼…?」


「別れたくないんだ。キスするのも、寝るのも、お前とじゃなきゃ嫌だ。お前を、他の男になんか、渡さない」



 俺の言葉に、奈美が抱き着いてきた。


「私だって、別れたくない!」



 俺は奈美の髪を撫でた。



「ずっと、一緒にいような」


「うん!」




   END