川瀬の家に行ったあとの奈美は至って普通で、俺とも変わらず接してくれた。 今日は奈美を部屋に呼んでいて、京は凛と寝ている。うまい具合だ。奈美が俺の部屋に来て、奈美のルームメイト、凛と付き合っている京が奈美のいた部屋に行く。 部屋の電気を消すと、月明かりだけが頼りだった。 「奈美…」 俺は奈美の体に触れた。 奈美が機械のような声を発する。 奈美の体温が、肌の柔らかさが俺の理性を崩していく。