「喧嘩?」



 お姉ちゃんが聞いてくる。



「うぅん」



 一期生の高校生が演奏を始めた。



 その演奏を聴いていると、苛々が消えて行った。



 二期生、三期生と終わっていくと、徐々に緊張してきた。




 五期生の番で、私たち三人の六期生は舞台そでに移動した。