天使の涙に恋をした(仮)




上機嫌だった私は、相葉さんの様子がおかしいことに気付けなかった。



いや、あまり話したことがないから
相葉さんはこういう子だと思ってしまったんだ。



おどおどして、何かに怯えているような…。



だから私は何も疑わず、相葉さんの横を通り準備室へ向かう。



その時、相葉さんが発した言葉は



私の耳には届かなかった…。








「ごめんね…園原さん……。」