天使の涙に恋をした(仮)




「……る…晴!」



「……ん?」



目を開けると、心配そうな華奈の顔。



「晴、大丈夫?すっごい心配したんだから!」



そう言ってギューっと抱きついてきた。



「わっ…華奈!大丈夫だよ。心配かけてごめんね?」



私が笑顔を見せると、更に強く抱き締められた。



ちょっ、華奈…苦しっ………



「あっ、そーだ!放課後の遊ぶ約束はまた今度ね?晴には元気に戻ってもらわないと。」



パッと離れて華奈が言った。



「うん、ごめんね?また今度遊ぼ。優君たちにも悪い事しちゃったなぁ…。」



「いーよいーよ!優もお大事にって言ってた!」



「…ありがとう。」



みんなの優しさに涙が出そうになる。



ガラッ



その時、保健室に入ってきたのは



春川先生。



「園原ー、よく休めたか?」



いつも通り。



「はい…ありがとうございます。」



私はなんか恥ずかしくて、俯いてしまった。



「そっか。大事にしろよ?みんな心配してたからな。」



そう言って先生は私の頭をくしゃっと撫でた。



これ、凄く好き。
落ち着く。



反射的に顔をあげると、先生が優しく笑う。


ドキッと胸が高鳴って、つられて私も笑った。