隣の席のあいつ



小畑が帰ってから、私は部屋に戻ってベッドに倒れ込む。



顔が熱い。

ボーっとしてる。



目を閉じると、小畑の告白やキスが蘇ってくる。


・・・・・ヤバい、大好き。

小畑のことが大好きだ。



小畑のあんなに照れた表情を、初めて見た。

いつも何考えてるかわかんない、ポーカーフェイス。



そんな小畑が・・・・・あんなに顔真っ赤にして。

『好きだ』って言ってくれた。



携帯の液晶に映る小畑のアドレスを見る。

ダサいアドレス。

・・・でもそんなところも好き。



まだ胸がドキドキしてる。



手の中で携帯が鳴る。

メール?誰だろう?


メールボックスを開いて、ドキッとする。



“小畑悠斗”



小畑から初めてのメール・・・・・。

絶対してくれないと思ってたのに。


ドキドキしながらメールを開く。



『明日の朝、迎えに行くから』



絵文字も顔文字もない、シンプルなメール。

たった1行だったけど、すぐに保護する。


小畑、大好き。