隣の席のあいつ



次の日。


少し寝不足気味に学校へ向かう。



昨日の小畑の行動についていろいろ考えすぎて、全然眠れなかった。



予習も珍しく終わってない。

ホームルーム始まるまでに終わらせなきゃ。



教室に入ると、もう小畑が来ていた。




・・・落ち着け私。

昨日のことは、小畑の気まぐれ。

別に告白されたとかじゃないし、私だって小畑が好きなわけじゃないんだから。

どうせ小畑は寝てるだろうし、早々に顔を合わせることもないよね。



自分に言い聞かせて、私は教室のドアを開けた。




・・・・・・あれ?

小畑が寝てない。



小畑は参考書を開いて、ノートに何か書き込んでいる。

私に気づいたのか、小畑は顔を上げて私を見た。




「・・・お、おはよう・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん」




咄嗟に挨拶すると、少し遅れて小畑から返事が返ってきた。



へえ、今回は危機感持ってるのかな。

今まで朝は寝ている小畑しか見たことなかった。



なのに今日は、小畑が勉強してる。



なんだか嬉しくなった。

私も予習頑張らなきゃ。