私は急いでキーボードを叩く。
 
 『いつも私に指図しすぎ。なんで自分でやんないの?鬱陶しいんだけど。さっさと死ねば?あんたなんかと仕事やりたくない。』
 
 また投稿ボタンをクリックする。
 
 私のこの文を見て、泣けばいいのよ!
 思いっきり、苦しめばいいの。
  
 これは、復讐なんだから。

 数分後、私の書いた文の下に、新しい書き込みがあった。
 『俺も鬱陶しいと思う。いつも委員会のとき怒鳴ってるし、お前のほうが委員会ぶち壊しだっつーのw』
 
 こうやって誰かが同意してくれるから、私はやめられない。
 
 私と同じ意見を持っている誰かがいる。
 
 その少しの嬉しさで、私はこのサイトの常連になった。