「千尋…恐い…」 勝手に言ってろ…! 「ほら!ごちゃごちゃ言ってないで、早くやるよ!」 「へーい…」 あたしは海里と繋がってる紐を、ギュッと結ぶ。 何回も転んでいるせいか、少し緩んでいた。 「いくよ?」 「おう!」 「せーの!」 そう言うと同時に、踏み出した足。 「お!初めて出来た!」 やっと進むことが出来た。 肩を組んでる海里はにこにこしてる。