「暑い~暑い~…」 海里はずっとこの調子だ。 そして鞄を漁りだしたかと思えば、どこからか団扇を出しやがった。 …っざけんな! あるならあると言え…! パタパタと団扇を仰ぎだして、しまいには、 「あー…気持ちー…」 とずっと連呼。