【完】あたしのとなりの不良くん

あたしは自分の席に鞄を置き、裏庭に向かう。


こんなうるさい教室じゃ、寝ようとしても寝れない…!


裏庭にいく途中の廊下もガヤガヤしていて、耳を塞ぎたい衝動に駆られた。

うるさくてあたしは眉間に皺を寄せる。


「……チッ」

舌打ちを一つこぼしても、気付く者などいない。