【完】あたしのとなりの不良くん




周りを見渡しても、髪の毛をワックスで盛ったり、制服を着崩すしたりと。


やっぱり意識してんのか。


そう思った。



「…ち、千尋…チョコ…」


「ん、チョコ…」



なにこの海里面白いんだけど。


帰りまでじらしてみたくなった。



「…作るの忘れちゃったんだよね」



…なんて、嘘。


ただ自分が海里の反応を見て、楽しみたかっただけだ。



すぐに渡していればよかった…。

そうすればあんな気持ちにもならなかったのに。