「一個ちょーだい」 「いいよ」 たくさん作ったし、一つくらいあげても変わらないし。 まだほかほかしているカップケーキを兄貴に渡した。 「うおっ、うまいな!これ」 「あ、ほんと?よかった」 食べれない味だったらどうしようかと思った。 よかった…。 美味しく出来て。 あたしはきれいにラッピングをして、それを鞄の中に入れた。 明日喜んでくれたらいいな…。 そう思いながら眠りについた。