「千尋大丈夫か?!」 あたしは痛みに顔を歪めながら、大丈夫と言った。 海里が手を差し出してくれて、あたしはそれに掴まって立ち上がる。 「いっ…!」 足首に激痛が走って、しゃがみこんだ。 きっと転んだときに、捻ったんだ。 「千尋!?」 海里がすぐにしゃがみこんで、顔を覗き込んできた。 きっとあたしの顔は歪んで、涙目になってるだろう。