【完】あたしのとなりの不良くん



でもホッとしたのも束の間…。



「うわっ!」



海里の焦った声が聞こえ、視界が反転した。

あたしは、ギュッと目を瞑った。

脚が砂と擦れ、ヒリヒリする痛みが広がり、あたしは顔を上げた。


足の甲からは、真っ赤な血が溢れ出てきて、皮膚がベロンと捲れている。


余りの痛さに涙が出そうだった。