「それ、でたらめだから」 そんなんやってたら女の子達に呪われるよ。 女は根に持つ人間だから。 「えー、なんだよー」 そうすれば千尋が喜ぶと思ったのに、と海里は言った。 「そんなことしなくても、大丈夫だから」 あたしは海里がいるだけで、毎日が楽しいよ。 「そっか、よかった」 クシャリと目を細めて笑った。 まだ、唇の熱が残っていた。