唇に生暖かい感覚が広がって…。 どんどんと海里の胸板を叩いてるけど、一向に離してくれる気配はない。 「ちょっ、……んん」 何かを口の中に押し込まれ、唇は離れた。 「…はぁ、はぁっ」 目一杯に空気を吸い込む。 「な、んでっ、あんな…ことっ、」 「…だって、俺も唐揚げ食べてーもん」 そういった海里は自分のお弁当に視線を映した。