* * * * * * 結局あの後、一度もあたしが投げた玉は入らなくて、玉入れは白軍が勝った。 パクリと甘い卵焼きを口に放り込んだ。 モグモグ口を動かすと、卵焼きの甘さが広がる。 あたしの目線の先には、お母さんが丹精込めて作ってくれたお弁当があって。 顔を上げれば、美味しそうにおにぎりを頬張っている海里がいる。 そう、今はお昼時間だ。