もう一つ投げるも、それはやっぱり入らなくて。 「……チッ」 ひとつ舌打ちを零した。 あたしは籠を睨みつけた。 「千尋入ったか?」 声を掛けられ海里を見るも、海里は投げ続けている。 「全然」 つーか、一つも入ってない。 「一つぐらい入れろよな」 「しょうがないじゃん」 入んないんだから。